カテゴリー別アーカイブ: 第73回(H25.6)

平成25年度学習院大学理学部同窓会総会・講演会(第73回技術交流会) ・懇親会のご報告

日 時 : 平成25年6月29日(土)

場 所 : 南7号館(理学部新棟)101番教室

 平成25年6月29日、理学部同窓会総会・講演会・懇親会が開催されました。

 

総会

● 会議は四方のぞみ氏(昭54化)の総合司会により、理学部同窓会幹事会、定時総会の順で進められました。

 幹事会は服部充雄(昭42化)氏を議長に選出し、常任幹事の選出、総会提出議案及び決算・予算の審議を行い、これらを承認致しました。

 総会は久邇朝宏(昭42物)同窓会長の議長で議事が進められ、会長挨拶ののち、2012年度事業報告及び2013年度事業計画、2012年度決算報告、同監査報告、2013年度予算案を審議致しました。

審議にあたっては、久邇同窓会長より事業概要、活動組織の説明のほか、葛城茂敬(昭34化)、諸戸清郎(昭46物)、佐野義規(昭47数)、渡邉マリ(昭52数)、矢川暢芳(昭36物)の各委員長より担当委員会の活動報告及び計画についての説明が行われました。また四方のぞみ(昭54化)常任幹事より決算・予算説明、小野潤彌(昭34化)監事より監査報告が行われました。総会ではこれらの議案をすべて満場一致で承認致しました。

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講演会 

● 恒例の講演会は第73回理学部技術交流会講演会を兼ねて開催され、学習院大学名誉教授 飯高 茂 氏に「九九の伝える中国の恩」と題し、ご講演いただきました。

■講演テーマ:九九の伝える中国の恩」

講演要旨(予稿より):始めに 中国の数学書 九章算術 について説明します。

次に国際教育到達度評価学会の数学・理科の国際学力調査(国際数学・理科の教育動向調査)の結果について説明します。東アジア諸国での学生の数学力は他地域を圧して非常に高い。受験勉強は科挙の影響もあるだろうが、日本的な受験勉強のやり方を各国が行って数学理科の成績をあげ、それによってIT産業をはじめとした工業化に成功した一因となっている。数学に関しては、九九の計算法に習熟することにより、分数を含めて数の計算がうまくなったことが、近代にいたって数学教育が成功した大きな理由である。

九九は中国では春秋・戦国時代に始まり宋・元の時代に一般化した。日本でも奈良時代に伝わり江戸時代に一般化した。その影響が現在の数学教育に大きくでているのである。

講  師  : 元学習院大学理学部数学科教授 飯高 茂 氏

講師略歴 

昭和40年3月 東京大学理学部数学科卒業

昭和42年3月 東京大学大学院理学系研究科数学専門課程修了

昭和42年4月 東京大学理学部数学教室助手, 昭和46年4月同専任講師

― その間昭和46年9月から翌年8月までプリンストン高等研究所研究員

昭和52年4月 東京大学理学部助教授

昭和60年4月 学習院大学理学部数学教室教授

平成25年3月 停年退職

・社会的活動(主なもの):

日本数学会理事, 理事長, 監事, 日本数学教育学会理事

文部科学省教育課程審議会高校数学部会部会長、文部科学省委嘱事業「教科書の改善・充実に関する研究」専門家会議委員長200年

国際数学教育委員会(International commission of mathematical instruction) 日本代表

日本学術会議連携会員2006年から2期、数学教育分科会委員

・主な著作(市販されたもの):

『代数幾何学I、II、III』 『可換環論』岩波講座基礎数学 (1977)

Birational geometry for open varieties, Seminaire Scienti que Otan,Les Presses de L’Universite de Montreal  (1981)

Algebraic Geometry, GTM 76,Springer, (1981)

『数学をパソコンでRUN しよう』岩波ジュニア新書123、岩波書店(1987)

『数の不思議世界』岩波ジュニア新書483、岩波書店(2004)

『平面曲線の幾何』共立出版(2001)

『線形代数基礎と応用』朝倉書店(2001)

『いいたかないけど数学者なのだ』生活人新書208、NHK出版(2006)

『朝倉数学ハンドブック, 基礎編(共著)』朝倉書店(2010)

『内積・外積・空間図形を通してベクトルを深く理解しよう』、『群論、環論、体論、これはおもしろい』数学のかんどころ1、6、17、8 共立書店(2011,2013)

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 懇親会

●  引き続き、会場をホテル メッツ 1F 「フィオレンティーナ」に移し、懇親会が行なわれました。

講演会、懇親会には、東園学習院常務理事、福井学習院大学長、青木、高橋副学長、持田理学部長、内藤桜友会長はじめ 院、大学、理学部、桜友会、各学校学部同窓会、各支部、等々各方面から多くのご来賓のご出席を頂き、ご挨拶ご祝辞を頂戴致しました。

先生方や大先輩の方々にも多くのご参加を頂き、歓談に楽しいひと時を過ごしました。

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